Art Now in 清閑亭 “芒種”。
本日で無事に会期終了となりました。
この3週間で来館されたお客様は、約1500人!
お越しくださいました皆様、ありがとうございました。
★Art Now in 清閑亭 “初涼” のお知らせ★
6月に引き続き、8月にも「Art Now in 清閑亭」を開催します。
■会期:8/18(木)~31(水)
※火曜定休
■時間:11時~16時
詳細が決まりましたら、またこちらのブログにてお知らせします♪
清閑亭がとりあげられることになりました。
6月30日の放送では、
「湘南の別荘」として湘南地域の建物が紹介される予定です。
小田原は、清閑亭の他、小田原文学館(旧田中光顕別邸)、
山月(旧大倉喜八郎別邸)が紹介されます。
皆さま、ぜひご覧下さいませ。
●NHK・BSプレミアム『美の壺』 6月30日(木)19:30~
まちえんでは、小田原の魅力を満喫する恰好な拠点として
登録有形文化財・清閑亭を位置づけ、みなさんと清閑亭を
どう使いこなしていったらよいかを使いながら考えています。
7月7日は七夕ですね☆
当日は季節のお菓子をご用意して、皆様をお待ちしています♪
お菓子は、和洋取り揃えた季節のお菓子から好きな物を選んでいただくお菓子ビュッフェ。
七夕飾りを眺めながら、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。
七夕飾りの短冊は、来館されたかたに書いていただいたものを飾ります。
もちろん、当日短冊に願い事を書いて飾っていただくこともできます。
写真は昨年の様子↓

~七夕の邸園交流かふぇ~
★日 時:平成23年7月7日(木)11時~16時(先着25名、事前予約不要)
★入館料:無料
★参加費:500円(お好きなお菓子と飲み物。ご夫婦・カップルでご注文のかたは2人で900円)
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2011年6月24日(金)の神静民報に掲載されました!


6月16日は耳庵 松永安左ヱ門の40年忌です。
この日を記念して、講演会を開催しました。
テーマは、「今耳庵に聞きたい 松永安左ヱ門が描いた電力と産業の未来」。

一橋大学教授の橘川武郎先生をお招きし、電力はこれからどうあるべきなのか、
講演を通し、皆で考えました。
ご参加くださった方は約40名。
講演会終了後、軽食タイム。

メニューは、箱根湯本に本店がある「はつ花」のおそばと、同じく箱根湯本の「暁亭」のお豆腐。

どちらも耳庵にゆかりのあるものです。
「はつ花」は、耳庵が生前愛したおそば屋さん。
現在湯本にある「暁亭」は、小田原の板橋から移築された建物です。
こちらのお茶室を耳庵は生前よく愛用していたようです。
おそばもお豆腐もおいしくいただきました!
その後は橘川先生を囲みながら、質疑応答。
皆様と有意義な時間を過ごすことができました。
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2011年6月30日(木)の毎日新聞 神奈川版に掲載されました。
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110630ddlk14040280000c.html
松永安左エ門:「電力の鬼」再評価 命日に小田原で講演 /神奈川
◇民間経営重視
日本の電力業の礎を築いて「電力の鬼」と呼ばれ、小田原市に居を構えた実業家・松永安左エ門(1875~1971)が死去してから40年。福島第1原発事故で電力業界の在り方が問われる中、民間活力を重視し、業界の国策依存に反対し続けた姿勢が評価されており、命日には記念講演も開かれるなど関心が高まっている。【松倉佑輔】
松永の命日の6月16日夜、小田原市南町1の歴史的建造物「清閑亭」で、伝記を執筆した橘川武郎・一橋大学大学院教授(経営史)の講演があり、県内外から定員を上回る40人以上が集まった。東京都板橋区から取材のために訪れたライター、吉田智彦さん(42)は「松永のようなリーダーシップのある人が今、必要ではないか」と話した。
松永は長崎県の壱岐出身。慶應義塾に学び、日本銀行などを経て若手実業家として電力業に進出、成功を収めた。戦前、西日本で広範囲に事業展開していた東邦電力の社長などを歴任。電力会社が乱立し水力偏重の時代にあって、安定供給のために一地域一会社の統制構想を提唱し、火力との併用を重視するなど先見性を示した。
太平洋戦争の激化に伴い電力の国家管理が決まるまで、「官僚主導では成果が上がらない」と最後まで民営を主張した。敗戦の翌年の1946年に小田原市に転居した。
戦後は電気事業再編審議会会長として、現在の地域独占型の9電力会社へ再編を進めた。「耳庵(じあん)」と号する茶人としても知られる。
橘川教授によると、地域独占体制は高度成長期までの安定供給には有効だったが、オイルショックで火力が後退。国策の原子力にかじが切られて政府と業界の一体化が進み、活力が失われたという。
講演後は今後の電力業界に質問や疑問が集中。橘川教授は原発事故を踏まえ「松永なら手を打っていたはず。これだけのことが起きているのに誰も当事者意識がない。松永が見たら怒っているのでは」と答えていた。
松永の邸宅があった同市板橋には市運営の松永記念館があり、松永の書などが寄贈され展示品が拡充された。市内の企業が発行する季刊誌「如(ごとし)」でも近く、松永の特集が組まれる予定という。
◇「厳しさの中に優しさ」 箱根のそば店・小宮さん、交流振り返る
松永安左エ門が愛した箱根町湯本のそば店「はつ花」の創業者、小宮義一さんは今年100歳を迎えた。「厳しさの中にも優しさがあった」と松永との交流を振り返る。
小宮さんは松永が小田原市の自宅で毎年開いていた園遊会に店を出し、政財界の要人に多い時で800食以上を提供したという。松永邸に来客がある時もそばを届けた。
独特の風味を出すため、ハーブ草を混ぜたそばを考案し届けると、松永は「偉い!」と喜んだという。「新しいことに取り組む姿勢を評価してくれた」と小宮さん。晩年、松永が入院した慶応大学病院には何度も届けに行った。「いつもありがとう」と謝辞を忘れない人だったという。
小宮さんは松永から、多くの自筆の書や羽織袴などを受け取った。還暦を迎えた小宮さんが年始のあいさつで松永を訪ねた時、その場で「寿」と書かれた色紙を渡されたという。松永が他界したのはその年だった。
以来40年間、命日の墓参りは欠かしたことがない。今年10月には松永の生地である長崎県壱岐市を初めて訪れる予定だ。「松永さんの生まれた場所を見られるのは楽しみです」と話している。

清閑亭では、昨年8月より毎月一回、
季節のちりめん細工教室を開催しています。
講師はおなじみの安藤百合子先生。
6月のテーマは「風鈴と朝顔」。
今回参加してくださった方は28名でした。ありがとうございます。


完成した作品はこちら。(↓写真は先生がお作りになったもの)

涼しげな作品ですね♪
☆★7月のちりめん細工教室 参加者募集★☆

日 時:2011年7月21日(木)9時~12時
テーマ:かもめ
参加費:1回2,000円(材料費含む。お茶・お菓子つき)
持ち物:裁縫セット(針、糸、糸切りばさみ、裁ちばさみ)
手芸用または木工用ボンド
お申込み:7月14日までに清閑亭(0465-22-2834)までお申込みください。

耳庵40年忌記念講演
「今、耳庵に聞きたい
~松永安左ヱ門が描いた電力と産業の未来」
6月16日は耳庵 松永安左ヱ門忌。
没後40年を記念し、「電力の鬼」、産業界の雄としての松永の業績をしのびつつ、
今こそ電力のあり方を問い直す、車座講演会を開催します。
■日 時:平成23年6月16日(木)19時~21時
■会 場:小田原邸園交流館 清閑亭
■講 師:橘川武郎氏(一橋大学教授、経営史・産業史)
■参加費:2,000円(軽食代込み)
■定 員:先着40名(事前申込み制)
■申込み:清閑亭(0465-22-2834)までお申込みください。
■主催:NPO法人小田原まちづくり応援団
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2011年5月12日(木)の神静民報に掲載されました!

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