
「お屋敷」というと、とたんに縁遠く感じられますが、意外とまちのあちこちに「邸園」は残されています。
この「邸園」をもっと身近に感じられるように、そこで営まれていた生活の知恵や豊かさをみんなで分かち合おうというのが、「邸園交流」です。
というのも、「邸園」での暮らしには、そのまちの良いところがうまくとりいれられているからです。

小田原のまちには、こうした「邸園」が今も数多く残されています。
明治から大正にかけて、小田原は東京からみてもっとも魅力的な保養地として注目されました。
御用邸をはじめ、宮家や政治家、実業家だけでなく文人たちもたくさん集い「邸園」群をかたちづくっていました。
小田原邸園群(未完成版)

そうして伝えられてきた「邸園」を、住民や企業、観光客といったさまざまの立場の市民が楽しみながら支えてこう!というのが「邸園交流でまちづくり」というプロジェクト。
みなさんも「邸園」にかんする情報を寄せてください。そして、実際にぶらりと立ち寄ってみてください!