7/30(土)清閑亭で鮎料理を楽しみました
鮎釣りが趣味のひとつであったという清閑亭の最初の主・黒田侯爵。
そのことにちなんで、今回は鮎料理を楽しむイベントを企画しました。
お料理を担当してくださったのは、元・箱根龍宮殿 総料理長の小西正一さん。
今回楽しんでいただいたお料理は、
村井弦斎が小田原で書き上げた『食道楽』に取り上げられている
「鮎寿司」と「鮎のフェタス」を中心とした和懐石料理。
右上に「鮎寿司」、右下に「鮎のフェタス」。
「鮎のフェタス」とは…
牛乳大匙一杯とメリケン粉大匙二杯と玉子の黄身二つと混ぜておいてそれへ塩コショウで味をつけて細かに刻んだパセリを加えて、二つの玉子の白身を逆さにしても落ちないほど泡立たせて前の物と混ぜたのが衣です。鮎をその衣へ包んでサラダ油で揚げたのですが最初は弱い火で長く揚げて卸す前に火を強くしないと衣がこんなに膨らんでいません。それを新聞紙の上へ取ってよく油を切ってからお皿へ載せるのです。(略)
『台所日記 料理暦』より
簡単に言うと揚げ物のようです。
本日の献立↓
予定していた定員を上回り、40名もの方にご参加いただきました。
私たちスタッフもイベントのあと、おいしくお料理をいただきました!
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
清閑亭では今後も「食」のイベントを企画していく予定です。
詳細が決まり次第、またこちらのブログでお知らせしていきますね!