清閑亭 ~邸園交流でまちづくり~

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観月会、盛況のうちに終了しました

季節を感じる歳時記イベントとして行った観月会。

小田原のいろいろな邸園での観月会の紹介を聞き、月見団子やおはぎに舌鼓を打ったあとは、小田原囃子の演奏で盛り上がり、お琴とフルートのアンサンブルでしっとり。
心配していたお天気もよく、まん丸の満月を見ることができました。


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by machien5 | 2010-09-22 22:28 | 邸園交流イベント報告 | Trackback

2010/9/18、10/30、11/14 湘南邸園文化祭2010小田原会場

湘南邸園文化祭2010が小田原でも開催され、NPO法人まちづくり応援団も主催します。
邸園文化祭・小田原会場では、3回のイベントツアーが開催されます。どれも、小田原老舗グルメを回るお得なツアーです。
下記のコース内の着色文字をクリックしてください、参考ホームページにつながります。
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①9月18日(土)開催 事前申込制 雨天開催
政財界の邸園巡りと「東海道中箱根越え三大土産」グルメツアー
終了しました。
近代日本を築いた政財界の邸園巡りと小田原老舗グルメを巡る、お得なツアーです。
<コース>小田原駅(集合)→清閑亭(福岡黒田藩主)田中光顕別邸(土佐勤王党)→地魚グルメ(昼食)→松原神社小田原宿なりわい交流館→江戸東海道中箱根越え3大名物老舗巡り(丸薬ういろう梅干し塩から)→小田原駅(解散・かまぼこも紹介します)
◆時 間  10:00 ~ 15:30
◆集 合 10:00 JR東日本小田原駅改札前集合(巨大な小田原ちょうちんの下です)
◆参加費  3,000 円(地魚グルメ昼食&老舗グルメ付き)
◆定 員  30名
◆主 催  NPO 法人小田原まちづくり応援団
◆申込み
 ●tel・faxでの電話のお申し込み 0465-22-2834 (11時~16時のみ、NPO法人小田原まちづくり応援団・担当:柴田)
 ●メールでのお申し込み odawara@machien.net (タイトルを「9月18日開催 小田原邸園文化祭参加」とし、本文に「開催日、ツアー名(正確に)、住所、氏名、連絡しやすい電話番号、参加申し込み金額」を明記してください)
     なお、申し込みは、各ツアー毎に電話またはメールにて先着順で受付けています。

②10月30日(土)開催 事前申込制 雨天開催
 
政財界の邸園巡りと「小田原花街」グルメツアー
10月30日(土)開催のツアーは、満員(9月27日)となりましたので、受付を終了させていただきます。
近代日本を築いた政財界の邸園巡りと老舗料亭を巡る、人気のツアーです。
<コース>小田原駅(集合)→料亭大松(内部)→料亭清風楼(内部)→花街グルメ(昼食)→籠常籠清田中光顕別邸(土佐勤王党)清閑亭(福岡黒田藩主) →小田原駅(解散・かまぼこも紹介します)
◆時 間  10:00 ~ 15:30
◆集 合 10:00 JR東日本小田原駅改札前集合(巨大な小田原ちょうちんの下です)
◆参加費  3,000 円(花街グルメ昼食&老舗グルメ付き)
◆定 員  30名→45人に変更しました。
◆主 催  NPO 法人小田原まちづくり応援団
◆申込み
 ●tel・faxでの電話のお申し込み 0465-22-2834 (11時~16時のみ、NPO法人小田原まちづくり応援団・担当:柴田)
 ●メールでのお申し込み odawara@machien.net (タイトルを「10月30日開催 小田原邸園文化祭参加」とし、本文に「開催日、ツアー名(正確に)、住所、氏名、連絡しやすい電話番号、参加申し込み金額」を明記してください)
     なお、申し込みは、各ツアー毎に電話またはメールにて先着順で受付けています。

③11月14日(日)開催 事前申込制 雨天開催 
政財界の邸園巡りと「邸主が愛した」グルメツアー
11月14日(日)開催のツアーは、満員(9月15日)となりましたので、受付を終了させていただきます。
近代日本を築いた政財界の邸園巡りと小田原老舗グルメを巡る、毎年恒例のツアーです。
<コース>箱根板橋駅(集合)→小田原城主勧請秋葉山三井財閥の益田孝別邸跡電力王の松永安左エ門別邸(内部)大倉財閥の大倉喜八郎別邸(内部)首相の山縣有朋の庭園→小田原グルメ(昼食)→清閑亭(福岡黒田藩主)→小田原駅(解散・かまぼこも紹介します)
◆時 間  10:00 ~ 15:30
◆集 合 10:00 箱根板橋駅前集合(小田急線箱根湯本行きで小田原駅の次駅、この日だけ集合場所が異なります
◆参加費  3,000 円(グルメ昼食&老舗グルメ付き)
◆定 員  30名→45人に変更しました。
◆主 催  NPO 法人小田原まちづくり応援団
◆申込み
 ●tel・faxでの電話のお申し込み 0465-22-2834 (11時~16時のみ、NPO法人小田原まちづくり応援団・担当:柴田)
 ●メールでのお申し込み odawara@machien.net (タイトルを「11月14日開催 小田原邸園文化祭参加」とし、本文に「開催日、ツアー名(正確に)、住所、氏名、連絡しやすい電話番号、参加申し込み金額」を明記してください)
     なお、申し込みは、各ツアー毎に電話またはメールにて先着順で受付けています。

★★★共催する神奈川県のホームページは、こちらです。
★★★主催する湘南邸園文化祭連絡協議会のホームページは、こちらです。
    小田原まちづくり応援団では、常務理事の内藤が協議会の副会長を務めています。
★★★ENGLISH shonan_teien_festival.pdf
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by machien5 | 2010-09-18 12:35 | 湘南邸園文化祭 | Trackback

9月9日 邸園交流かふぇ

9月ぞろ目の邸園交流かふぇのテーマは、「土塁って何?」。

清閑亭の建っている敷地には、国指定史跡の「小田原城三の丸外郭・清閑亭土塁」という呼び名があります。たしかに切り立った崖のうえなのですが、どこからどこへつながり、誰がつくったものなのでしょうか。

ということで、今回は、長年、文化財行政に携わってこられた、小田原市文化財課の山口さんを講師に招き、土塁について学ぶことにしました。

まず、現場を見て歩かねば!と、山口さんの案内で清閑亭周辺の土塁(跡)をめぐることに。

清閑亭が建っている崖は、人工の堀と土塁だということ。現在でも高いところで5メートルくらいの高低差がありますが、さらに5メートルほど堀が埋まっている可能性も。

また、清閑亭の隣の竹やぶは、絵図で見ると堀にはさまれた一角で、土塁の出入り口(虎口)であったと考えられるとのこと。「清閑亭口門(仮称)」があったということですね。

今も旧東海道(国道1号)を行き交う車も見えるほど、清閑亭からは見晴らしがいいです。それは「見張り」にももってこいの場所。そうした場所だからこそ、門がつくられるような拠点だったんでしょう。

ちなみに、清閑亭周辺の「三の丸外郭」は、戦国時代の北條氏が整備したもの。小田原攻めに備えてつくったと記録にある「新堀(しんぼり)」が、「三の丸外郭」に当たるようです。江戸時代になると、あまり使われなくなったとのこと。

ついで、山口さんの案内で、報徳博物館の方へ。現在、三の丸駐車場になっている旧丸山菖蒲園さんも、実は堀のあとだったようです。なるほど、堀のあとだから、菖蒲池をごく自然とつくることができたんですね。
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「堀」と一口に言っても、三の丸外郭の堀は普通の堀ではありません。北條時代の堀には「障子堀」といって、堀のなかに仕切りができていました。さらに、堀自体に、川の上流・下流にあたる高低差があります。すると、仕切りが砂防ダムの堰堤の役割をはたします。自然と水がたまるだけでなく、大雨のときでも一気に流れないという優れもの。堀というと、大きな「池」のようなイメージですが、段々になった「川」のようなダイナミックなものだったんですね!

つづいて山口さんが御案内してくれたのが、スポーツ会館裏の土塁。こちらはこじんまりとしたもので、清閑亭の土塁とは印象が違います。それもそのはずで、低地部の土塁は、江戸時代の稲葉氏がつくったもの。石垣を積んだまったく別のつくりになっていたということです。
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一行はさらに旧山下邸から瓜生坂を登ってゆきます。途中、最近のまちあるきで発見した「大田黒(重五郎)」邸の標石や、旧瓜生邸の名残をご紹介しつつ、旧城内高校のグラウンドへ。
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こちらには、清閑亭から回ってきている堀が残されています。現在、市のほうでグラウンドを管理している県と、通り抜けができないか交渉しているようです。ここが通り抜けられると、清閑亭からもアクセスしやすくなりますね。

つづいて旧閑院邸のなかをうろうろ。完全に宅地化されているところに、むやみに高低差があるなあと思っていたら、実は、複雑な堀と土塁が縦横に走っている痕跡だということ。現代の人びとも、北條氏の手のひらのうえで生活しているんですね。

さらに小田原女子短期大学正門へ。正門前の道には橋の欄干が片側だけ残っていました!こちらも実は、堀のうえに道がかけられた場所だったわけです。60代以上の方たちは、その堀底を歩い(て小田原中学・高校へ通っ)た記憶があるということでしたが、現在は、残念ながら埋め立てられてしまっています。
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そして、最後に向かったのが、旧アジアセンター。ほぼ一面、芝生におおわれた広大な敷地にも、微妙な高低差があり、三の丸外郭だったことが判明したとのこと。土塁のうえにあがって眺めると、早川が身をくねらせながら箱根の山々から流れ出てきたかと思えば、真鶴の岬がすっと身をのばす。景色がよいだけではありません。石垣山の一夜城も、小田原城天守閣も一目のもとにおける、軍事的にも重要な拠点だったことがよくわかります。
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現在、この敷地は整備方針と利用計画を市が策定中で、2年後には整備に着手するとのこと。三の丸外郭や総構をふくむ城郭の解説や、ぐるりとめぐるためのガイドマップなどの準備が予定されているというお話でした。

この旧アジアセンターと清閑亭は同じ尾根のうえに建っています。ということで、一路、清閑亭まで駆け下りてきまして、山口さんからあらためて解説をいただきました。
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会場からは、
(1)土塁をたどりながら路地裏まで歩くのは、わくわくしてくる。
(2)その理由の1つは、土塁だっただからこそ、海の眺めが抜群で、場所によっても趣がちがうこと。
(3)荻窪用水の散策路もあるので、大々的にガイドセンターなどを整備しなくても、みんな探検気分で周れるのでは?むしろ、人に案内されるのがいい。
(4)路地裏を歩くので、周辺住民に気を使う必要はある。
(5)旧城内高校や旧アジアセンターなどの抜け道は、早めに整備してほしい。
(6)特にアジアセンターは眺めも芝生の庭ももったいないので、最低限の整備で開放したらどうか。
(7)当時の景色が再現できるような3Dメガネがあったら楽しい。それくらいヴィジュアルを大切にするような整備をしてほしい。
(8)歴史が重層的になっているのが大事。しかも、中世・近世の土塁が近代の別邸・別荘に転用されている。両者をつなぐキーワードは「眺めのよさ」か。

といった声がありました。小田原市で進めている「歴史まちづくり」にも生かせる御意見が出てきていたようです。

最後に、今日、9月9日は重陽、菊の節句。意見交換のあいだも菊の練り切りをつつきました。このお菓子は、地元の河内屋さんに特注してご用意したもの。見る目も美しく甘さも控えめと好評でした。また目を転じれば、床の間などそこかしこの菊の花が。今週末は、ぜひ菊のしつらえを愛でに清閑亭にいらしてくださいね。
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by machien5 | 2010-09-10 18:01 | 邸園交流イベント報告 | Trackback

10 9月4日湘南邸園文化祭2010キックオフイベントが清閑亭で開催!

湘南邸園文化祭2010のキックオフイベントが、今年は、清閑亭で開催されます。
なお、街歩きツアーは、小田原市無尽蔵プロジェクトの「ウォーキングタウン小田原」としても開催されます。
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◆日時  2010年9月4日(土)14時~19時30分
◆場所  清閑亭とその周辺
◆参加  どなたでも(事前申込制)
◆参加費 街歩き+講演会 1000円(資料代・保険代)
     交流会は別途 1000円(飲食代)
◆定員 50名(申込の先着順)
◆申込と問合せ FAX 045-681-5436  Eメール stf@kkkps.sakura.ne.jp
       (申込は横浜の湘南邸園文化祭連絡協議会事務局です。清閑亭ではありません)
◆主催 NPO法人小田原まちづくり応援団
◆共催 湘南邸園文化祭連絡協議会
<スケジュール>
 ★14時~16時30分 
  ●小田原の邸園文化説明 内藤英治(協議会副会長)
  ●小田原邸園めぐり街歩き
 ★16時30分~17時30分
  ●会長挨拶 佐藤里紗(協議会会長)
  ●来賓挨拶
   蔀(しとみ)健夫さん(住宅建築部長・神奈川県知事代理)
   加藤憲一さん(小田原市長)
  ●キックオフテープカット
  ●講演会「別荘地文化のもたらしたもの~湘南の場所としての力~」
   講師 島本千也さん(地理地域研究者)
 ★17時30分~19時30分
  ●交流会
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by machien5 | 2010-09-04 20:21 | 湘南邸園文化祭 | Trackback