清閑亭 ~邸園交流でまちづくり~

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日本造園学会関東支部公開研究会!

日本造園学会関東支部さんに招かれ、大磯の公開研究会に行ってきました。

大磯は、小田原から伊藤博文の滄浪閣が移転したり、
逆に小田原へ山縣有朋の別荘・別邸が移転してきたりと、
邸園文化についても、小田原とゆかりが深くところ。

というより、日本ではじめて海水浴場ができたという意味では、
日本の邸園文化の草分けとも言える場所です。

「8人の総理経験者のいた町」(伊藤・山縣・西園寺・大隈・寺内・原・加藤・吉田)
などをキャッチフレーズにできるくらい、
邸園の層が厚い町でもあります。

今回の公開研究会では、まず、大磯ガイドボランティア協会さんの御案内で、
大磯町役場から、旧尾張徳川邸(現・東電寮)、旧滄浪閣、
旧梨本宮邸、旧吉田邸などをめぐって、
研究会の会場となる旧三井北家邸へ。

ガイドは、相模湾アカデミーでお付き合いの長い岡田さま。

今回の発見は、町役場のすぐ隣、旧林邸周辺に、すてきな路地が乗っていたこと。

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砂地の本当の路地。

気持ちのよい木漏れ日が差していました!
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公開研究会では、大磯のみなさんと、これまた相模湾アカデミーで御一緒の葉山の方から
レポートがあったあと、
清閑亭の庭園について猛アピールしてきました!

ちょうど、昭和五年の黒田家実測図が見つかったばかりだったので、
そちらをご覧いただきながら、いったん荒れてしまった庭園をどうしたらよいか、
特に市民レベルでどうできるのか、問題提起してきました。


現在、吉田邸を神奈川県立公園として、まさに再生中の県の担当者の方からは、

復元には多額の費用がかかるがとても重要なこと。
復元するにあたっては、方針を決め、ぶれないことが大事。
庭園を残してゆく最後の手段は、都市公園化しかないかも。

といった貴重なアドバイスをいただきました。

吉田邸の現状。奥に邸宅が建っていました。手は岡田さん。
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その後、支部長の池尻さまとメールのやりとりを重ねています。

近いうちに、清閑亭にいらしてくださるそうです。

その際には、吉田邸庭園を設計された中島先生のお弟子さん・高崎先生も
御一緒くださるとのこと。

庭園関係の専門家の方とのネットワークはありがたいものです。

おりしも庭再生WSも仕上げの段階に入ってきたので、
今後のネットワークの広がりとその収穫が楽しみになった一日でした。
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by machien5 | 2010-11-06 00:57 | 小田原の邸園から | Trackback